京都市バス、事故相次ぎ通達 全運転手に安全徹底求める

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京都市交通局は、市バスによる重大事故が相次いで発生したことを受け、全運転手向けに通達を出すなど安全運転の徹底に努めている。

 同局によると市バスによる事故は25日に西京区で、降車時に転倒した男性(87)がひかれ、亡くなった。30日には中京区で、歩道から車道に倒れ込んだ女性(59)がはねられた。

 同局は25日の事故は前方不注意が原因とみて、翌日に全職員に発進時の安全確認を求める通達を出した。また運行委託先の近鉄バスに再発防止策を早期に提出するよう求めた。30日の事故では概要を営業所に伝えて注意喚起する方針で、原因が判明次第、全運転手に安全運転を訴える。自動車部運輸課の中山茂課長は「危険予測を徹底させたい」としている。