93歳女が高校生ひき逃げ 車修理に出し証拠隠滅の恐れ、容疑は否認

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福岡県警柳川署は3日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同県みやま市山川町甲田、無職、加藤ミトリ容疑者(93)を逮捕した。柳川署によると、容疑を否認している。過去に認知症と診断されたことはなく、症状もないとみている。

 逮捕容疑は、2日午後3時50分ごろ、みやま市瀬高町太神の市道交差点で、運転していた軽自動車でミニバイクの男子高校生=みやま市=をはね、逃走した疑い。

 柳川署によると、90歳代の逮捕は異例。理由について、車を修理に出しており、証拠隠滅の恐れがあったためと説明している。

 加藤容疑者は日常的に車を運転していた。取り調べには「ガードレールに当たったことは覚えているが、バイクについては分からない」と話し、受け答えもしっかりしているという。

 高校生は意識不明の重体。目撃情報などから容疑者が浮上したとしている。

(こういった老人の犯行をどうやって立件するかが今後の課題となるのではないでしょうか)