工事現場で自転車転落 業者を逮捕

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奈良市道の水道管工事で柵の設置などを怠り、通り掛かった自転車の女性が掘削した穴に転落して重傷を負ったとして、奈良県警奈良署は5日、現場責任者の水道工事業の男(56)=同市=を業務上過失傷害などの容疑で逮捕した。「ばれないと思った」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年11月5日午後1時ごろ、同市大宮町4の市道で、危険を防ぐ注意義務を怠り、水道管の工事を実施。自転車で通り掛かった市内の女性(77)が掘削した穴に転落し、女性に肋骨(ろっこつ)を折るなど重傷を負わせたなどとされる。

 同署によると、市道の幅は約6メートルで、穴は縦2.3メートル、横1.3メートル、深さ1.4メートル。コーン3個を穴の周囲に置き、歩行者が通る側に柵1個を掛けただけだった。誘導担当の警備員を現場に配置していたが、事故を防げなかった。奈良署に工事に関する苦情が当日寄せられ、署員が現場に偶然居合わせて女性が転落する状況を目撃しており、逮捕につながったという。