住吉区「禁酒令」 来年9月まで

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大阪市は25日、10月に酒気帯び運転をした住吉区役所の男性係長(42)を停職9か月の懲戒処分とした。これに伴い、吉田康人・住吉区長(51)が区職員に出していた「禁酒令」が、来年9月まで続くことになった。

市によると、係長は同僚と飲酒後に車を運転したとして、10月29日未明に現行犯逮捕された。吉田区長は同30日、全区職員へのメールで、係長の処分期間が終わるまで、関係団体との飲食を伴う懇親会などに参加しないよう指示。課長代理級以上には、自主的な飲み会の自粛も求めていた。

 一方、市交通局は25日、地下鉄で「キセル乗車」を計12回(3360円分)繰り返したとして、男性駅員(50)を懲戒免職とした。7~10月、通勤時にICカード乗車券で改札を通り、勤務先の駅で入場履歴を消去するなどしたという。