高裁も免職取り消し バイクで酒気帯び運転の元福岡市職員

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福岡高裁は15日、ミニバイクを酒気帯び運転して福岡市水道局を懲戒免職となった男性(25)が処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で「重すぎて違法」として免職を取り消した一審福岡地裁判決を支持し、市側の控訴を棄却した。

 佐藤明裁判長は「飲酒運転撲滅に取り組んでいる市が厳しい処分をする方針は理解できるが、免職には慎重な検討が必要」と指摘。人的にも物的にも被害がなく、反省していることなどを考慮し「免職は裁量権を逸脱し、違法」と判断した。

 一審判決によると、男性は平成25年9月、自宅最寄り駅付近に止めていたミニバイクを酒気帯び状態で160~180メートル運転したところを警察官に見つかり、その後、罰金30万円の略式命令を受けた。福岡市は同年11月、男性を懲戒免職とした。

 福岡市水道局は「主張が認められず残念だ。市は飲酒運転撲滅運動の先頭に立ち、職員に飲酒運転は免職と徹底してきた。最高裁の判断を仰ぐ方向で協議する」とのコメントを出した。