砂川市議会 飲酒運転根絶へ条例可決

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砂川市議会は7日、飲酒運転の根絶を目指す「市飲酒運転撲滅条例」を全会一致で可決した。飲酒運転の車が衝突して一家5人が死傷した事故が発生した「6月6日」を、同市の「飲酒運転撲滅の日」と定めた。条例は7日施行された。

 条例は、一家5人死傷事故や前市議が酒気帯び運転などで逮捕された事件を受けて議員提案された。その後、砂川署員が11月11日、酒気帯び運転で書類送検され、早期の施行を求める声も強まっていた。

 計14条で構成され、飲酒運転の撲滅に向けて市や議会、市民、事業者の役割を定め、議員の倫理規定も設けた。市民や酒類を提供する事業者が、飲酒運転の疑いがある人を見つけた場合、警察に通報することを努力規定として盛り込んだ。

 飯沢明彦議長は「市内から飲酒運転がなくなることを期待する。忘年会シーズンの前に即日公布となり、周知とともに様々な取り組みを進めたい」と話した。

 飯沢議長や善岡雅文市長らは7日夜、市内で条例を説明するチラシを配った。飲食店「ろく」の店主、近藤俊継さん(58)は「条例ができて汚名返上というわけではないが、市民一丸となって飲酒運転撲滅に取り組みたい。楽しい酒が悲しい結末をうまぬよう、飲んだら乗らないことを呼びかけていきたい」と話した。

 同市によると、飲酒運転撲滅条例の制定は道内市町村で初めて。道議会は11月26日に飲酒運転根絶条例を可決し、条例は今月1日に施行された。